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私と日本舞踊の照明

私が舞台国立劇場を退職するまで、日本の古典芸能である歌舞伎、文楽、日本舞踊の舞台照明に長く携わってきました。古典の作品の場合は、オペラや演劇、ミュージカルの照明と違い舞台照明表現にある種の約束事があり苦労した部分もありましたがとてもやりがいのある仕事です。更に日本舞踊における創作舞踊や新作の作品の照明デザインは日本舞踊から180度離れるのでは無く古典の日本舞踊の照明らしさを残しながら作品作りに参加して来ました。一方で現代演劇における照明テクニックの特色である<闇の中から微妙な光で役者や装置を見せる>そんなテクニックを利用する作品にも数多く参加しました。文学座の「オセロー」や「シラノド・ベルジュラッック」や劇団夢の遊眠社解散までの10年間の作品などです。これからも様々な作品に舞台照明という光の効果によって参加していきます。

北寄崎 嵩(きたきざき たかし)

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